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今からでも遅くない!美容業界の広告トレンドを知ろう。

2023.06.26 #広告 #マーケティング

美容クリニックやヘアサロン、ネイルやまつげサロン、リラクゼーションやエステサロン等、美容業界の店舗への集客方法がここ数年で変わってきていることにお気づきでしょうか。

チラシや雑誌等の紙媒体や看板広告、マスメディア広告等での宣伝方法から、インターネットの普及によりインターネット広告が主流になってからも、その方法や内容も変化し続けています。

以前は検索キーワードに対して表示されるリスティング広告や、サイトへの訪問履歴を元に再訪問を促すリターゲティング広告(リマーケティング広告)などがインターネット広告の主軸でした。
Webブラウザからの検索を想定した対策に力を入れる店舗が多かったのです。

同時に、特定のキーワードで検索された際に「自店舗のサイトがいかに上位表示されるか」という点も重要なポイントだったため、検索エンジン対策、いわゆるSEO対策も集客に欠かせない施策でした。

現在も業界や業種によっては変わらず効果的な施策ではありますが、店舗集客型の広告トレンドは大きく変化してきています。

キーワード検索からSNS検索へ

スマートフォンの普及とユーザー数の拡大により、人々の情報収集の方法にも大きな変化がありました。

まず、SNSの利用者が増加したことが大きな変革の要因として挙げられます。

2017年の時点で、20代で74.4%、30代で72.4%、40代で62.6%であったSNSの利用率が、2020年には各年代それぞれ90.4%、86.0%、81.5%と大幅に増加しています。

出典:
令和元年版 情報通信白書|インターネットの利用状況
令和3年版 情報通信白書|インターネットの利用状況

この数字だけでも近年SNSを日常的に利用する人が多く、美容業界に興味関心の高い世代の情報収集方法が、GoogleやYahoo!からのキーワード検索からSNS検索に変化していったことが容易に推測されます。

今からでも遅くない!美容業界の広告トレンドを知ろう。

 

SNSでは、キーワード検索結果では得られないリアルな情報や、自分の興味関心に合った情報にアクセスしやすいというメリットがあります。

例えば、SNSでは美容クリニックやエステサロンなどで実際に施術を受けた利用者の口コミや写真を見ることができます。
施術を希望している方が、第三者の声を簡単に検索することができるようになり、より具体的な情報を得ることができるので、施術を受けるかどうかの判断をしやすくなります。

さらに、SNSでは誰でも簡単に情報を共有することができます。
自分のアカウントに自分の体験談を投稿したり、他のユーザーに情報をシェアしたりすることが日常的に行われるようになりました。

キーワード検索結果から得られる情報の多くは、企業からの依頼を受けて運営されている情報サイトや店舗側からの発信です。

一方で、SNSは個人の情報発信が集まった場所なので、第三者のリアルな声が簡単に手に入ります。

より具体的で信用度の高い情報が得られるとして、キーワード検索からSNS検索へトレンドが変化していったのです。

店舗集客のために今はじめるべき施策3

美容業界は常に新しいトレンドが生まれている業界ということもあり、店舗集客のためのPR・広告も、トレンドを押さえて施策を実施していく必要があります。
ユーザーの検索トレンドを踏まえ、店舗集客のために今はじめるべき施策とそのメリットについて3つご紹介します。

今からでも遅くない!美容業界の広告トレンドを知ろう。

1:SNSアカウントを運用する

SNSは、ユーザーと直接コミュニケーションが取れる点が大きなメリットです。
一方的な情報提供ではなく、来店前の不安点のヒアリングや利用者の生の声を収集することが可能なツールです。
ユーザーとの交流により得られた情報から自店舗の新たな強みを発見したり、来店を迷う理由を解消するコンテンツを掲載したりと、より来店につながる精度の高い情報発信をすることができるようになります。

2:動画を活用する

動画はテキストや画像よりも、ユーザーの視覚に訴えかける効果が高く、より多くの情報を伝えることができます。
店内やスタッフの雰囲気、実際の施術の風景や施術前後の様子など、リアルで具体的に伝えるには動画がいちばん効果的です。
スタッフが動画に登場することで、見ている方に安心感や信頼感を与えることもできます。

3:インフルエンサーマーケティングを利用する

インフルエンサーマーケティングとは、インフルエンサー(影響力のある人)を活用して、商品やサービスの認知度を高めるマーケティング手法です。
インフルエンサーの影響力を使って、多くの人にサービスを知ってもらい、その魅力をアピールすることができます。
まずは一般の方の口コミを集めることが大切ですが、それ以上の効果を狙っていきたい場面で検討するとよいでしょう。

おわりに

今回は美容業界の広告トレンドの変化を見ていきました。

どのような広告手法を採用したとしても、その店舗のサービスの魅力が伝わり、さらに来店につなげるためには親しみやすさや信頼感を持ってもらうことが大切です。

その点、SNSが主流になってきてもなおホームページの存在は重要な役割を担っています。
特に金額の高い施術を希望される方は、あらゆる情報を収集し、施術を受けるかどうかを検討します。
その際に、ホームページがしっかりとしているかという点も、判断のひとつになることも覚えておくとよいでしょう。

情報化社会が加速していく昨今、今後も広告トレンドが違った方向に変化していくことが予測されます。
時代の変化に気づき、適応していくことが店舗集客の成功につながります。

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