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注目の健康法「ゲルマニウム温浴」とは?その効果や注意点を解説

2023.11.06 #健康法 #美容

健康や美容を追求する人々の間で注目を集めている「ゲルマニウム温浴」をご存知でしょうか?

この温浴法は、自然界に存在する半導体元素「ゲルマニウム」の特性を活かして、体の内側から温めるという特徴があります。

ゲルマニウムは、エレクトロニクス分野での利用が主でしたが、近年の健康ブームや美容への関心の高まりとともに、その健康効果にも注目が集まっています。

現代社会の生活習慣やストレス、環境変化などがもたらす体の不調や疲労を、自然の力でケアしようとする人々のニーズが高まっている中、ゲルマニウム温浴はどのような効果を持つのでしょうか。

今回は、ゲルマニウム温浴に焦点を当て、その魅力や効果について見ていきます。

ゲルマニウム温浴とは

ゲルマニウム温浴は、ゲルマニウムを含んだ流動するお湯の中に、手と足を浸す温浴方法です。

少し高めの42〜43度のお湯に、20分程度手足をつけて温浴を行うだけで、多量に汗をかくことが特徴。

以前からゲルマニウム温浴をご存じの方は、整骨院などで行われる施術の一つとして、体験したり目にしたことがあるかもしれません。

一節によると、ゲルマニウム温浴は1980年代〜2000年代にかけて流行があったようです。

「温活」と言う言葉が生まれたことからも、体を温めることがブームになってきた近年では、よもぎ蒸しなど同様にエステサロンやスパなど、気軽に利用できる施設が増えてきており、身近な存在になってきました。

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「ゲルマニウム」はどんな物質?

美容や健康グッズでも使用されることが多くなってきた「ゲルマニウム」。
ゲルマニウムは、原子番号32の元素(元素記号は Ge)で、自然界の海水や土壌、鉱物などから抽出される半導体の物質です。

半導体は、条件によって電気を通したり通さなかったりする特性のことで、ゲルマニウムは32度以上に温まること、他の元素などと混ぜ合わせることで電気を通すようになります(良導体:電気を通す物質)。

また、ゲルマニウムには「有機ゲルマニウム」と「無機ゲルマニウム」があり、有機ゲルマニウムとは、物質の中にゲルマニウム元素を取り込んでいる有機物のことを指します。

一方、「無機ゲルマニウム」は誤って飲用してしまうと成分が吸収されないため、体内に蓄積されてしまい、有毒となると言われています。

無機ゲルマニウムは体内に入れなければ問題ないとされていますが、口に入る恐れのあるゲルマニウム温浴では「有機ゲルマニウム」が利用されることが一般的です。

このゲルマニウムの特性・原理を生かした健康法が「ゲルマニウム温浴」というわけです。

手足を温める理由

手足を温めるためであれば、全身浴でも良いのでは?と思われるかもしれません。

体は心臓から血液が循環し、体温を維持しています。

そのため、心臓から遠い位置にある手先・足先を温めることで、届きづらかった体の末端まで全身に血液が巡るようになり、体が温まるのです。

また、手足の先には毛細血管がたくさん集まっているため、全身浴よりも体に負担をかけずに効率的に温めることができます。

全身浴では長時間入っていることが難しかったり、表面だけしか温まらないこともあるそうです。
その点、ゲルマニウム温浴は衣服を身に着けたまま手足をつけるだけで良いので、気軽にしっかりと体を温めることに優れた方法だと言えるでしょう。

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ゲルマニウム温浴に期待される効果

ゲルマニウム温浴は、ふだん汗をかきづらい方でも、驚くほどの発汗があると言われています。

約20分間のゲルマニウム温浴で、じわじわとかきはじめ、終わる頃に大量の汗が。
はじめは思ったよりも発汗しなかったという方も、回数を重ねることで汗をかきやすくなるようです。

ゲルマニウム温浴は体を温め、汗をかくことで次のような嬉しい効果が期待されます。

デトックス効果

体の中の不要な老廃物が汗と同時に排出され、デトックス効果を感じられるでしょう。

むくみの解消

体が温まり、巡りが良くなることから体内の不要な水分も排出されます。

美容効果

体内にたまった老廃物を排出することで、肌が明るく感じられるようになります。

ダイエット効果

ゲルマニウムには新陳代謝をアップする効果があると言われており、ダイエットにはオススメです。

ストレス解消

大量の汗をかくことで、爽快感が得られ、ストレス解消にもつながります。

ゲルマニウム温浴の注意点

ゲルマニウム温浴は、体に嬉しい効果が期待できる健康法ですが、医療行為ではありません。

医師や看護師が近くにいて受ける治療とは異なりますので、体の変化には自分自身が気を配り、施術を受ける必要があります。

ゲルマニウム温浴を受ける際の注意点として、1つ目は汗をかくことによる脱水症状が挙げられます。
温浴の前後に、しっかりと水分を補給するようにしましょう。

また、初めて体験する方やその日の体調により、下痢や発熱、体の悪いところに痛みがでる場合があります。
一般的には、今まで滞っていた血液などが隅々まで流れることで起こる反応であることが多いようですが、何か不調を感じた際にはすぐに中止する、また症状がひどい場合には速やかに医療機関の診察を受けるようにしましょう。

体を温めるその他の健康法

ゲルマニウム温浴はゲルマニウムの特性を生かし、お湯で手足を温める入浴法ですが、この他にも違った手法で体を温める健康法があります。

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温泉

天然の温泉成分が含まれるお湯で、体を温めるとともに深いリラクゼーションが得られます。
泉質によりさまざまな健康効果が期待されます。

サウナ

高温の部屋で汗をかき、体を温める方法。
一般的な乾式サウナだけでなく、スチームサウナやインフラレッドサウナなど、ニーズに合わせた形式のものが増えてきています。

岩盤浴

温められた鉱石の上に横たわり、遠赤外線の効果を利用して体を温めます。
一般的には温泉より体の負担が少なく、サウナよりも温度が低く長く入りやすいです。

酵素風呂

ヒノキやスギのおがくずや、米ぬかを発酵させた中に顔以外の全身を埋めて、自然発酵の熱で全身を温めます。
発酵熱は温泉やサウナ、岩盤浴などと比べてゆっくりと汗をかき、体への負担が少ないと言われています。

よもぎ蒸し

よもぎを蒸した蒸気を下半身に当てることで体を温めます。
専用のマントを着用することで蒸気が閉じ込められ、大量の汗をかくことができます。

ホットヨガ

高温・高湿度の部屋でヨガを行い、体を温めながら筋肉や関節をほぐします。

ホットストーン

温めた石を体の上に置き、その熱で体を温めるとともに肌の上を滑らせてリラクゼーション効果を得る方法です。

各施術にはそれぞれの良さがありますので、自分の好みや目的に合わせて選択すると良いでしょう。

おわりに

ゲルマニウム温浴は、整骨院などでも行われており、専門家にもその効果が認められている施術です。
一方で治療とは異なりますので、得られる効果や注意点などを知っておくことが大切です。

体を温めることは、体にとって良いことがたくさんあります。

これからの季節、気温も下がり体の冷えを感じはじめる頃かもしれません。

この冬、ゲルマニウム温浴をはじめとした、体を温める健康法を試してみてはいかがでしょうか?

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